秘めていた加虐能力で復讐を始めていく漫画【傷だらけ聖女より報復をこめて】
このページでは漫画「傷だらけ聖女より報復をこめて」1話から最新話までのネタバレをまとめています。最新刊のネタバレあらすじとなっています。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」1話ネタバレあらすじ
この物語は聖女だったルーアが悪女へと変わり、酷い仕打ちをしてきた者たちに復讐をする物語です。
ルーアがまだ”聖女候補”だった頃、怪我をして教会に来る者たちの傷を、治癒魔法で治す仕事をしていました。
しかし、彼女の治癒魔法には欠陥があり、怪我を治すには、一度相手の傷を自分の身体に移してから自分を治癒することが必要でした。もちろん、相手の傷を自分に移すということは、痛みを伴います。
この欠陥によって、彼女は周りの聖女候補の者たちから軽蔑され、”欠陥聖女”というあだ名まで付けられてしまいます。周りの聖女候補たちに心無い言葉を言われ、心が傷つくことが何度もありましたが、親友のアリアンの支えもあってなんとか仕事を続けることができました。
ある日、教会に1人の患者が運ばれてきました。その患者の名はガロットといい、ルーアが聖女候補になりたての頃に温かい言葉をかけてくれた騎士団長でした。
周りの者は「この重傷じゃ流石にもう…」と諦めている様子。しかし、彼のことをどうしても助けたいルーアは、1人で彼の傷を治すことにします。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」2話ネタバレあらすじ
「ガロット様の傷はアリアン様が治しました」
事態が全く掴めないルーアは起きてすぐ、病床から出て走り出します。
教会内を走っていると、周りの聖女候補たちの噂話を耳にします。どうやら、「ガロットの傷はアリアンが治している間、ルーアは男と遊んでいてその時に大怪我をした。」という噂をアリアンが広めているようです。それを知ったルーアは、アリアンの元へと向かいます。
彼女がアリアンの元へ辿り着いた時、アリアンはガロットと一緒にいました。「何かの間違いよね…？」と話すルーアを見て、アリアンは「助けてガロット様」と彼に泣いて抱きつきます。
するとガロットはルーアを突き飛ばし、アリアンから聞いた悪い噂について話し始めました。そして、「俺は君を軽蔑する」と言い残し、2人はルーアの前から立ち去りました。
1人残されたルーアは絶望し、それがやがて笑いに変わると、金色だった髪がだんだん白く変わり…
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」3話ネタバレあらすじ
教会には、聖女候補は何人もいたものの、聖女になった人物は十年間現れていませんでした。その聖女になろうとしていた時期がルーアにもありましたが、どうやらそれも叶いそうにありません。
そんなことを思いながら、ルーアが1人で紅茶を飲んでいると、3人の聖女候補たちが白髪になった彼女に、心無い言葉を言いにきました。
彼女は以前とは違って、自分がいじめられていたのが馬鹿らしく感じていたので、聖女候補たちを無視し続けます。聖女候補たちは「聞いてるの？」と怒り出すと、ルーアは「私は”欠陥聖女”なんて名前じゃないからわからなかったわ」と挑発します。
予想外の態度を取られた聖女候補たちは、紅茶を彼女にかけはじめました。
しつこかったので、ルーアは隠していた魔法で、1人の聖女候補に怪我を負わせます。彼女が隠していた魔法というのは、今まで受けてきた傷を他人に与える魔法でした。
何が起きたかわからない聖女候補たちはパニックになります。場がしらけたのを感じたルーアは、聖女候補の傷を治した後、その場を後にするのでした。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」4話ネタバレあらすじ
スウェンに「復讐をしないか？」と言われたルーア。
彼が話す”教会の闇”について聞くため、ルーアは”王城の庭”へ移動し、2人だけで話をします。
「君は昨年から広がっている魔獣被害についてどう思う？」と問うスウェン。
質問の意図がよくわからず、ルーアは聞き返しました。
するとスウェンは、魔獣被害の”違和感”について話し始めます。
本来、魔獣は一部の生息地域にしか生息しておらず、国内に現れることはあり得ません。
しかし、昨年から魔獣が急に国内に現れ、あちこちで民衆を襲う事件が起きました。
このことからスウェンは、誰かが魔獣を従えているのではないかと話します。
また、魔獣を従えているのは、”神官長”ではないかと彼は睨んでおり、アリアンの一族である”トレビアーズ家”も加担しているという情報も掴んでいるようです。
こうして自身の推察を話し終えたスウェンは、「神官長とトレビアーズ家の闇を暴いて欲しい」とルーアにお願いしました。
しかし、まだ彼の話を信じることができなかったので、ルーアは「考える時間が欲しい」とお願いします。
スウェンもそれに応じたことで、2人は密会は終えるのでした。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」5話ネタバレあらすじ
ルーアが教会内を歩いていると、神官長と偶然会いました。
彼は「男と遊ぶために外を出歩いたことを反省するように」と話します。
ルーアはもはや否定することはせず、返事をします。
その後、神官長は「休暇期間が終わったら仕事に戻るように」と言い残し、後を去るのでした。
ルーアはスウェンから聞いた話もあるため、図書館で情報を集めることにします。
そこでユアン族について調べていると、スウェンとその側近に出逢います。
その側近の名前は”シジー”といい、ユアン族が話す言語について知識があるようです。
なので、ルーアはシジーに言語を教わることになります。
この後、スウェンは去り際に「神官長に動きがあるとしたら、皆が寝静まった夜だ。」とルーアに伝えます。
それを聞いた彼女は数日たった夜、教会の外を見回ることにします。
その途中、彼女は誰かが外にいるのを見つけて…
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」6話ネタバレあらすじ
祈りの塔に、不審な人物を数人集まっているのを見つけたルーア。
彼女は中に侵入するため、見張りをしている男に話しかけます。
道に迷った侍女を装い、男に道を教えてもらいます。
彼女はお礼を言うため、「ありがとうございます‼︎」と男の手を取った瞬間、魔法で彼を気絶させました。
こうして、見張りがいなくなったため、彼女は塔の侵入に成功します。
塔の中には、神官長とユアン族と思しき男、そしてアリアンがいました。
ルーアは物陰に隠れて話を聞いていると、神官長はユアン族の男に村を襲わせていたということが判明。
また、アリアンをやがて聖女にするつもりだという話を耳にしました。
これで、ルーアは3人が事件の黒幕であると確信します。
やがて、3人の話は、ルーアについての話になります。
親友だと思っていたアリアンは彼女のことを「身の程知らず」と蔑み、神官長は「操り人形」だと話します。
この会話を聞いていたルーア本人はショックを受け、思わず手で口を押さえるのでした。
この後、3人が真の目的について話しそうになった時、ルーアは音を立ててしまいます。
「誰かいるぞ‼︎」と気づかれそうになったルーアは…
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」7話ネタバレあらすじ
祈りの塔に侵入し、密会現場を目撃した日の夜、ルーアはスウェンに協力することを決意しました。
その際に、スウェンから秘密の温室の鍵を受け取っていました。
ルーアは明日の3時にその温室で会議をする約束をし、次の日に現場に向かいます。
温室にたどり着き、受け取った鍵で扉を開けると、すでにスウェンとシジーがいました。
「さぁ、座って」と椅子に案内されると、シジーが彼女に紅茶を注ぎます。
秘密の温室のはずなのに、私を入れて良かったのかと訊くルーア。
しかし、スウェンは「お互いの秘密は共有しないと」と、なんの問題もないように話します。
おまけに、ルーアが読書好きであることをわずかな時間で見抜いており、彼女はスウェンを抜け目のない男だと感じます。
早速、会議は本題に入ります。
「この男を知ってる？」と言い、渡された写真に映っていたのは、3貴族の1人、デドモンド子爵でした。
この男が神官長に加担している1人であり、その証拠のために取引書類を手に入れる必要がありました。
そこでスウェンは、2人でデドモンドの誕生日を祝う舞踏会に参加する計画を立てていました。
ルーアはもちろん、その計画に乗ることにします。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」8話ネタバレあらすじ
アリアンはデドモンドが催す舞踏会に、ガロットを誘おうとしていました。
ガロットはあまり乗り気ではありませんでしたが、彼女の誘いに乗ることにします。
2人が話していると、ガロットの部下の者がこちらにやってきました。
どうやら、手合わせ中に部下の1人が脚を怪我してしまったようです。
怪我は骨折するほどの重傷で、早く処置をする必要がありました。
そこで、ガロットは「俺を治したアリアンに治してもらおう」と提案します。
しかし、アリアンは舞踏会の話で盛り上がっていたのに邪魔が入ったことに腹を立て、適当な理由をつけて断ります。
彼女に無理させるわけにはいかないと思ったガロットは、他の聖女候補に治してもらうよう、指示をしました。
部下のものたちが移動した後も、ガロットは脚の怪我を心配します。
しかし、アリアンは「そんなことより」と言って、再び舞踏会の話を始めます。
その言葉に驚いたガロットは耳を疑いますが、「よほど楽しみにしているんだな」と自分を納得させるのでした。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」9話ネタバレあらすじ
自室で舞踏会に来ていく服装を選んでいたとき、誰かがルーアの自室のドアを思い切り開けました。
ドアを開けたのは侍女で、シジーからのお届け物を運びに来たのでした。
「なんで貴方宛のものなんか私が運ばなくてはならないのかしら」「シジー様までそそのかしたんですか？」と嫌味を言う侍女。侍女の無礼な態度に憤りを感じたルーアは、彼女を引き止めます。
そして「今の貴方の発言は、私だけでなくシジー様に対する侮辱」だと言い、謝罪を要求しました。
「シジー様を貶すような発言は…」と弁明する侍女。しかし、この発言からルーアのことは貶していたということがわかります。そこでルーアは、聖女候補と侍女の立場の違いを利用して、侍女に謝罪させることに成功しました。
侍女を下がらせた後、届いたお届け物の中身を確認します。その中身には、新品のドレスや靴が入っていました。
一緒に入っていたスウェンからの手紙を読むと…
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」10話ネタバレあらすじ
舞踏会当日の夜、ルーアはシジーと共に馬車で移動していました。空を見てみると、月が雲に隠れています。この空模様に、ルーアはなんとなく不吉さを感じるのでした。
ルーアたちが会場に着くと、スウェンが出迎えます。「装飾品もドレスもよく似合っているよ」「君の綺麗な白い髪が映えるドレスを選んだんだ」と話すスウェン。
しかし、ルーアは自身の髪の色をコンプレックスだと思っており、「変だしおかしいでしょう？」と返します。彼女の言葉を聞いたスウェンは、「君の髪色は痛みに耐え抜いた強さの証だ」と言い、彼女の髪色を褒めました。
「そんな風に言ってくれるなんて…。」と思わず涙を流し、笑顔を見せるルーア。彼女がスウェンの前で初めて笑顔を見せたところで、2人は会場に入るのでした。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」11話ネタバレあらすじ
舞踏会の会場内でルーアは、アリアンとガロットに会いました。「ひとりぼっちで寂しくないの？」「髪の色がおばあちゃんみたい」と、酷い事を言うアリアン。ルーアは憤りを感じるものの、なんとか落ち着きを保ちます。
「もう行こう」とアリアンの手を引くガロットでしたが、「本当にパートナーがいるなら見てみたい」と言い、なかなかルーアの前から離れません。
今度は、彼女の着ているドレスやアクセサリーに目をつけ、アリアンは「見せて！」と言いながら手を伸ばします。「触らないで」と心の中で叫んで目を瞑ると、スウェンがルーアのそばに現れました。
スウェンが現れると、アリアンとガロットは礼儀正しく挨拶をします。彼が現れたことで、ルーアにパートナーがいることがわかったアリアン。
アリアンは、孤児であるルーアとどんな関係があるのか、スウェンに尋ねるのですが…
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」12話ネタバレあらすじ
「君は踊らないのかい」と話すスウェン。ルーアはあまり踊りが得意ではなく、踊るつもりはありませんでした。
そのことを話すと、スウェンは残念そうな表情を浮かべます。それを見たルーアは、唯一得意な曲がかかったら一緒に踊ると約束するのでした。
こうして2人は話していると、ルーアは声をかけ損ねた給仕の女性が、ナイフを持って歩いていることに気づきます。
その女性が向かう先には、標的であるデドモンド子爵が。異変に気づいた2人は彼女を止め、話を聞くことにします。
話を聞くと、彼女はデドモンドの元使用人であり、デドモンドに無理やり押し倒されたことがあるとのこと。それだけではなく、夫のアランの店を営業できなくするなど、酷い仕打ちをしていました。こういった悪事がきっかけで、彼女はデドモンドの暗殺を試みたようです。
彼女の話を聞いて、「許せない…」と憤るルーア。2人は彼女のためにも、デドモンドに復讐することにします。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」13話ネタバレあらすじ
侍女の女性には帰ってもらった後、ルーアたちは再び会場内に入りました。2人は話していると、ルーアが唯一得意な曲がかかります。それを聞いたスウェンはすぐに、彼女の手を引いて踊り始めました。
ルーアは、母の形見である赤いイヤリングを片耳につけていました。そのイヤリングに気づいたスウェンは、彼女が探していた”女神”だったのだと気づきます。
幼少期、スウェンはご婦人に絡む輩を退治した時に、怪我を負ってしまいました。その怪我を治したのは、聖女候補になったばかりのルーアだったのです。
しかし、彼女は怪我を治してすぐに行ってしまったので、名前を聞くことはできませんでした。彼女の真っ直ぐな優しさは、周りに認められなかったスウェンにとって、人生を変える出来事でした。そのため、ルーアが落としていった片方の赤いイヤリングを元に、ずっと探していたのです。
探していた”女神”を見つけることができた嬉しさを感じながら、スウェンは”女神”と踊るのでした。
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」14話ネタバレあらすじ
踊りを終えると、デドモンドがルーアに話しかけてきました。彼は不躾な目線でルーアを見ます。ルーアも彼の視線に気づいており、睨むようにして彼の顔を見ます。
デドモンドがルーアの顎に触れて近づくと、スウェンが彼の手を掴んで、やめるように言いました。しかし、ルーあはスウェンに止めるようお願いし、デドモンドが女好きであるのを利用して、彼を誘惑する作戦に出ます。そして、夜にデドモンドの寝室に入る約束をするのでした。
ルーアは、デドモンドの寝室に入ることで、目的である取引書類を手に入れようと考えていました。危険が多い彼女の行動に、スウェンはとても心配しています。止めるようなことはしませんでしたが、万が一のことがあったらいけないと、夜には寝室の近くにいると、彼は伝えるのでした。
夜になったので、ルーアは寝室に辿り着き、中に入るのですが…
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「傷だらけ聖女より報復をこめて」15話ネタバレあらすじ
作成次第、追記します。
「傷だらけ聖女より報復をこめて」ネタバレ！1話から最新話までのあらすじまとめ
16話以降のネタバレも、最新刊が発売になったタイミングで順次追記いたします。
