韓国の小説が原作のタテヨミ漫画【政略結婚なのにどうして執着するのですか？】
このページでは漫画「政略結婚なのにどうして執着するのですか？」1話から10話までのネタバレをまとめています。
「政略結婚なのにどうして執着するのですか」1話ネタバレあらすじ
数年続いた王国と悪魔族との戦争は、ある男によって王国の勝利で幕を閉じました。その男はタクミと言い、「異界から来た勇者」「ドラゴンスレイヤー」などと呼ばれていました。そして、彼の婚約者となったのは、バラジット公爵家の「捨て札」として扱われていたナディアでした。
ナディアは、愛嬌のある妹と比較され、使用人からも見下されていました。そんな彼女ですが、ある日、父親に「お前にやるべきことができた」と言いにきます。そのやるべきこととは、タクミとの婚約でした。
タクミと結婚させることで、彼を自分の駒にしようと考えたためです。父親に無理やり結婚させられたナディアでしたが、自分も平凡な生活が送れるのではと僅かな望みを抱いていました。
しかし、タクミが戦争を終わらせ、英雄として讃えられた頃、ナディアは牢獄に入れられてしまいます。そしてすぐ、妹のカレインと父親に嵌められたのだと察し…
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「政略結婚なのにどうして執着するのですか」2話ネタバレあらすじ
ナディアに縄で首を絞められ、意識を失ったナディア。しかし、彼女が目を覚ますと、彼女が殺される3年前にタイムリープしていました。第2の人生で彼女は、自分勝手な婚約者タクミや、笑顔で姉の死を見届けたカレイン、そして自分を操り人情として扱った父親に復讐しようと考えます。
鏡で自分の姿を見ていると、1人の使用人が部屋の中に入ってきました。ナディアのことを見下しているからか、その使用人は無礼な態度をとり続けます。
しかし、起こりうる未来を知ったナディアは、前の時系列とは違う自分になろうとします。そのため、まずは使用人に感謝の言葉を伝えました。何か文句を言われるだろうと思っていた使用人は、彼女の予想外の反応に違和感を感じるのでした。
ナディアが部屋を出ると、別の使用人に、国王陛下が父親に会いに来ると伝えられました。そのため、彼女はすぐに身支度を終え、急いで父親と合流します。「遅かったな」という父親は、まるで虫を見るような目でナディアを見ており…
「政略結婚なのにどうして執着するのですか」3話ネタバレあらすじ
敵地ウィンターフェル領の侯爵と結婚することを、国王に進言したナディア。彼女の予想外の言葉に、父親は驚き、「何をいっているのだ」と彼女の発言を戯言として捉えます。
その一方、興味を持った国王は「そこまで言うと言うことは、何か良い案があるのかね？」と問いました。
国王の問いに、「今度行われる凱旋式で、私が侯爵に月桂冠を渡す」と答えました。月桂冠を渡すということは、その者と婚約者になることを意味していました。
「誰がお前に月桂冠を受け取るのだ」と批判する父親ですが、これまでに月桂冠を受け取らなかった事例はないため、断ることはできないだろうと彼女は考えていました。
実に卑劣な策だと言う国王ですが、その一方で、言っていることは実に論理的だと評価している様子です。「そなたの意見は？」と問われた父親は、断るわけにはいかず、不本意ながら、娘の意見に賛同することにしました。
国王を見送ったあと、ナディアは父親と2人で話すことになりました。父親は、なぜ自ら敵地に行くよう進言したのか、問い詰めるのですが…
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「政略結婚なのにどうして執着するのですか」4話ネタバレあらすじ
凱旋式当日、ナディアはとても緊張していました。もし彼女が介入しなければ、全てが前世の通りに流れていってしまうため、重要な局面です。その思いから、彼女は母親の遺品である宝石に祈ります。
するとカレイるのでした。
この後、凱旋式が始まり、式は順調に進んでいました。そして、ナディアの出番になります。
ここで、前の時間軸と1点だけ、大きく異なる点がありました。それは、ナディアが月桂冠を渡す相手が、タクミではなく、グレン侯爵という男に変わった点です。彼女は月桂冠を持って、真っ直ぐとグレンの方へ向かうのですが…
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「政略結婚なのにどうして執着するのですか」5話ネタバレあらすじ
無事、グレン侯爵に月桂冠を渡すことに成功したナディア。彼女の父親も、グレンの不服そうな様子を見て、とても満足したようです。ナディアたちが馬車で帰路に着こうとしていたその時、タクミが走ってやってきました。
タクミがやってきたのは、月桂冠を受け取るはずだった自分が、受け取ることができなかったことに対する、不満を言いにきたことでした。月桂冠を受け取る相手は、事前に相手に話を通しておくのが通例のようですが、どうやら父親は話を通していなかったようです。
父親は「君への報告が遅れたことは謝ろう」「もっと良い相手を見つけてやるから、気にするな」と言って、話を終わらせようとします。
「ひどすぎます」と言うタクミに、父親は「今更どうしろと言うのだ」と、怒鳴りました。結局、話は進展することはなく、父親は娘たちと一緒に、馬車に乗りはじめました。その際、タクミは真っ直ぐと、ナディアの方を見るのでした。
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「政略結婚なのにどうして執着するのですか」6話ネタバレあらすじ
結局、ナディアとグレンの婚約は、正式に進められることになりました。着々と結婚式の計画が進み、2人の結婚を祝うパーティーが開かれることになりました。
しかし、そのパーティーでナディアは、月桂式で見せた、グレンに夢中なナディアを演じなければなりません。
バカにしてくる貴族も多くいましたが、彼女はそれを気にする暇もありません。彼女がここまでしなければならないのは、グレンの警戒心を解くためです。
パーティー中、2人は踊っていたのですが、だんだん嫌気がさしたのか、グレンは「そのわざとらしい笑顔、あとどのくらい続くか見ものだな」と言い残し、どこかへ行ってしまいました。
周りの貴族はこれを見て、ナディアを蔑むのですが、本人は作り笑いをするのが苦痛だったようで、彼女にとってはむしろ好都合でした。
この後、彼女は1人で外の景色を見ていると、タクミがやってきて…
「政略結婚なのにどうして執着するのですか」7話ネタバレあらすじ
タクミとの話を終わらせ、場所を変えて1人で休んでいたナディア。そこへ、カレインがやってきました。
どうやら彼女は、男にうつつを抜かすナディアに、公爵家の「正妻の娘」として忠告しにきたようです。しかし、彼女の言い分は忠告ではなく、「父親の駒の分際で調子に乗るな」と言わんばかりのものでした。
そう言う彼女に、ナディアは、あなたも私と同じ父親の駒のようなものだと、反論しました。調子に乗ったナディアにカレインは、「お父様に言いつけてやる」と脅します。
しかし、ナディアは彼女の脅迫など気にもせず、カレインが身につけている母親の形見のネックレスを見ていました。
それに気づいたカレインは、「これが欲しいんでしょ」「じゃあ跪いて必死にお願いしてみなさいよ」と言って、ナディアに謝罪を要求します。彼女の要求にナディアは…
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「政略結婚なのにどうして執着するのですか」8話ネタバレあらすじ
ウィンターフェル領地付近の森にて、ナディアはグレン率いる遠征隊と共に移動していました。その道中、グレンの側近であるファビアンは、「奥様が侯爵様を好きだって言うの、本気じゃないですか？」と言ってグレンに冷やかしにいきます。
どうやらファビアンには、月桂式でのナディアの告白が、本気に見えたようです。しかし、グレンの警戒心は全く解けていません。そのため案の定、ファビアンは「彼女の笑顔に騙されるな」と怒られるのでした。
この移動中、彼はナディアの護衛任務を任されていました。そのため、グレンに怒られた後、彼はナディアが乗る馬車の近くに移動します。
すると、ナディアが馬車の窓を開けて、話しかけてきました。「やっぱりまだ信じていただけませんか？」と話を切り出す彼女を見て、ファビアンは態度に出過ぎてしまったかと、焦りの表情を浮かべます。
しかし、「すぐにわかるはずです」「 侯爵様を思う気持ちが本物だってこと」という彼女の言葉を聞いて、ファビアンは「彼女の笑顔に騙されるな」というグレンの言葉を疑いだしました。
その様子を見たナディアは、「やっぱり新米騎士はガードが弱い」と、安心するのでした。
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「政略結婚なのにどうして執着するのですか」9話ネタバレあらすじ
グレンの叔母、グレイス婦人に「初夜」が大事だと言われたナディア。初夜を迎えるつもりなど全くなかった彼女は、数日間そのことで頭がいっぱいになっていました。
この世界では、初夜は結婚式を終えた夜に行われるのが習わしのようです。そして結婚式当日、神父立ち合いの元、グレンとナディアはお互いに愛を誓い合います。その後、誓いのキスをすることになりました。
「まぁ彼のことだからキスをするフリで済ますでしょう」と思っていた彼女でしたが、グレンは彼女の唇にキスをしてきました。あまりに予想外の展開に、ナディアはその場で固まるのでした。
そして夜になり、彼女は自室で「このまま初夜を迎えるのかどうか…」と、右往左往していました。すると、グレンが部屋に入ってきました。
「もう逃げ場が…」と心の中で焦るナディアですが、グレンは「勘違いするな」と言い出し…
「政略結婚なのにどうして執着するのですか」10話ネタバレあらすじ
グレンにナディアの監視をするよう命じられたファビアン。ナディアには監視のためとは伝えず、「あなたの護衛をすることになった」と彼は伝えました。
「あの方がここまで考えてくれるなんて嬉しいです！」と、純粋無垢な令嬢を演じるナディアですが、おそらく監視を命じられたのだろうと察していました。
しかし、彼女にとっては、スパイでないという証明をするのにむしろ好都合。彼女はグレンの監視のもと、業務にあたることにします。
ナディアは、使用人のゴードンに帳簿を持ってくるよう頼みました。その帳簿を見ると、ウィンターフェル領が多額の借金を抱えていることに気づきます。どうやらこの領地は、数年に一度、大量発生するモンスターを討伐することで、王室から補助金をもらっていたようです。
しかし、今年は月桂冠を渡すきっかけとなった、カラアイ遠征と重なってしまい、モンスター討伐ができず、財政難に陥っていたのです。
私どもも参加したかったわけではなかったと話すゴードン。それでも参加せざるを得なかったのは、ナディアの父親が原因らしく…
「政略結婚なのにどうして執着するのですか」ネタバレ！1話から10話までまとめ
11話以降のネタバレも、最新刊が発売になったタイミングで順次追記いたします。
